医療事務 専門学校 中卒 高校生

通えるところは限られる

医療事務の専門学校への入学条件には学歴が関係してくることもあります。
例えば、東京医療秘書福祉専門学校や大原学園といった総合的な専門学校。
入試に出願するための条件として、高等学校卒業見込みの者、高等学校を既に卒業した者またはこれと同等の学力を有する者となっています。
つまり高卒以上の学歴がないと入学できないのです。
残念ですが中卒や現役高校生は、こちらの専門学校へは通うことができません。
ちなみにこちらの専門学校では、4年生大学や看護学校と併願入学することが認められています。
ただ、併願に関しては専門学校によって短期大学などとの併願を認めていないところもあるので注意しましょう。

 

中卒や高校生だと、医療事務講座の受講はできないのかと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
ニチイやソラスト、日本医療事務協会などの専門学校なら、学歴や年齢などの条件がありません。
こちらの専門学校は塾のようなところなので、高校生でも大学生、社会人や主婦でも通うことができます。
年齢や職業に関係なく、誰でも医療事務講座を受講することが可能です。

 

また、医療事務の資格試験においては、ほとんどの資格において学歴や年齢は不問なので、誰でも受験することができます。
中卒でも高校生でも年齢や学歴に関係なく受験できます。
医療事務講座を受講していなくても、実際に医療事務として働いた経験がなくても受けることができます。
学歴や年齢に左右されることなく資格を取得することが出来るのも、医療事務の良い所だと言えるでしょう。

 

しかし、医療事務の資格試験はそうそう甘くないことを知っておく必要があります。
主催する団体によって資格は様々あり、その種類によってその難易度も違ってきます。
特に難しいとされているのが「診療報酬請求事務能力認定試験」です。
もちろん、こちらの試験も学歴や年齢は不問なので、誰でも受験することができます。
ですが、その合格率は実に約3割とかなり低い。
実際に医療事務の実務経験を積んだ人でも取得が難しいとされる資格の1つです。
一般的には、こういった難易度の高い資格にいきなり挑戦する人はほとんどいません。
最初のうちは難易度の低い試験から挑戦していきます。
現場での経験を積み重ね、知識を深めた後、徐々に難易度の高い試験に挑んでいくパターンが王道でしょう。

 

ただ、就職となると中卒や高校生だと難しい面もあります。
求人募集要項の中には、高卒以上、大卒以上といった学歴条件が記載されていることが多いからです。
講座を受講していなくても、資格がなくても医療事務として働くことはできますが、学歴や年齢といった別の条件で、就業することが難しくなるかもしれません。

 

ですが、中卒だからといって諦めることはありません。
医療事務の仕事自体は、中卒や高卒といった学歴に大きく左右されることはほとんどありません。
レセプト作成やコミュニケーションなど、経験を積むことによってスキルアップできる仕事だからです。
就職先が限られるかもれませんが、やる気さえあれば採用される可能性は十分にあります。
実際に中卒でも医療事務として働いている人はいます。

 

高校生の場合、正社員は難しいですがアルバイトでの就職なら可能な場合もあります。
大規模な病院では18歳以上、高卒以上、大卒以上といった応募条件であることが多いですが、クリニックや歯科医院などでは、医療事務のアルバイト募集がよく出されています。
こうした医療機関は、夜7時、8時までの診療時間となっているため、夕方から夜間にかけてのスタッフが不足しやすい傾向にあります。
その枠をアルバイトで補充するケースが多いです。
そういった募集の中には、高校生も可としている医療機関も少なくありません。
高校生のうちにそうしたアルバイトで実務経験を積んでおけば、社会人となった時にその経験を十分に活かすことができます。
もしくは無理に就職に繋げなくとも、高校生のうちに医療事務講座を受講し資格を取得しておけば、その先の就職に役立てることができるでしょう。